大人ピアノのスケール練習は目的意識がないとムダ!

ピア子
ピア子
子供のときのレッスンで、ハノンを使ってスケール練習をやらされた記憶があるわ。

でも、ハノンってなんでやってたんだろう?

ただ強制的にやっていただけかも・・・。大人になってピアノを始めた今、スケール練習って子供のときみたいにやる必要はあるの?

 

わたし
わたし
スケール練習を意味なくやっているなら必要ありません。昔からの習慣でやろうと思っているなら、やめましょう!

今、どうしてスケール練習をするのかの意味を考えながら取り組みましょう。意識的な練習は上達します。

 

子供のときにピアノを習った経験のある人は、スケール練習は絶対的なものと考えている方も多いです。しかしスケール練習の意味を考えず、ただ指を動かすためだけにやっているなら、今すぐやめましょう。

 

という訳で今回は「大人ピアノのスケール練習は目的意識がないとムダ!」というお話をします。

 

 

大人ピアノのスケール練習は目的意識がないとムダ!

大人ピアノのスケール練習は目的意識がないとムダ!

大人ピアノ再開組は、子供のときに習っていたピアノ教本や教材を使って始めることが多い。そのときに迷うのが、ハノンやチェルニーなどを使ってスケール練習をするかどうか・・・ということ。

結論からいうと、スケール練習をやっている意味を考えず、漠然と指の練習としてやっているだけならムダ

 

 

そもそもスケールってなに?

スケールと聞いて、意味が分からない方のために説明をします。知っている方は読み飛ばしてください。

 

スケールとは?

スケールとは音階音の並び順

 

メジャースケールというと「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」の順番で7つの音が並ぶこと

※例えば、Cメジャースケールというと⇒ドレミファソラシドのこと。

 

 

こういった音階の練習をすることをスケール練習といいます。

スケール練習は、ただ漠然と指の練習をしていても時間のムダ。スケール練習をしている目的や効果を実感していないと上達につながりません。

 

 

指の練習目的なら、もっと効果的な教材もある

指や手をほぐすことを目的にハノンやチェルニーを漠然と弾いているのだったら、他の教材もあります。こういういい教材は市販されていないので、レッスンに行ったときに先生からいただくのが一般的

例えば、8小節だけで作られた教材。10本の指を円滑に動かすための工夫が、8小節の中にきちんとされている。

まずは右手だけ弾く。

次は左手だけ

最後に両手で合わせる。右手と左手は対照的に弾くだけだけ。

 

短い練習曲は、確実に上達して効果がある。

なぜなら短い曲だからこそ自分の欠点にも気づきやすいから。私も最初、なぜか左手の1本がピンとたってしまって不自然な動きをしていましたた。そうすると音も固くなってしまう。指の動きと、音は連動しているから不思議。短い曲は悪い癖を修正していきやすい

また、スケール練習を全調でできるように構成されている。全調で弾いても時間がかからないうえに成果が出るので、忙しい大人にはぴったり。

 

全部終わるころには、10本の指を独立して使うことができます。しかも脱力して弾けるので、曲を弾いたときの指の動きが滑らかに感じるようになるでしょう。

 

 

ハノン、チェルニーの目的

そもそもハノンやチェルニーは、何のためにやるものなのでしょうか?

 

ピアノのテクニックを磨くことは、音楽と切り離せないところです。速く弾かなければならないところの指がもつれてしまうと、美しく聞こえません。美しい音に聞こえるためには、指が動くことが大事です。

うまく脱力して、10本の指が均等に動かせる必要がでてきます。

そのための練習としてハノンやチェルニーが使われていたのです。こういった練習できるものがあれば、教材はハノンやチェルニーでなくてもいいのです。

 

本来、スケール練習とはいえ、きちんと弾けば美しい音楽です。美しく弾こうとすると、基礎が大切。一音一音を綺麗に作る練習のために、ハノンは使いやすいのです。一音をきれいにつくることができるなら、芸術的なハノンになることでしょう。

うまく脱力ができて、腕と肩甲骨を使うと最高の音がでます。こうなってくると、自然とテクニックもあがっています。1音がよく響く美しい音に。

ピアノは非常に大きな楽器なので、腕の重みを自然に鍵盤に伝えないといい音がでません。手首のコントロールする練習も必要です。

打鍵したら、すぐに脱力

脱力とは単純に力をぬくことではなく、打鍵する瞬間だけ力をいれて、そのあとすぐに力をぬくこと。つまり瞬発力。

ピアノは運動神経のよさが関係するといわれるのは、瞬発力が必要なためでしょう。瞬発力がないと、うすっぺらな音に。

 

美しい音をつくっていくためには、常日頃から美しい音がどんな音なのかを探求するクセをつけるとよいでしょう。そのためには、美しい音を意識的に聞く機会をもつことが大事です。

小鳥のさえずりや、大地を揺るがすような爆音や、耳を澄まさなければ聞こえないような音、風の音、木の葉がゆれるような音など芸術性に優れた音をひろっていく感覚を養っていくことをもっていますか?

 

 

質の良い音の出し方

質の良い音を出すにはどうしたらよいのでしょうか?

腕の使い方を解説します。

 

体の余分な力を抜いて脱力

腕をまっすぐ伸ばす

指から先を脱力

手首から先を脱力

ひじから先を脱力

指先を鍵盤のほうに動かす

指先が鍵盤についたら、ひじを下げる(肩の力もぬく)

腕の重みで鍵盤が下がり、音がでればOK

 

 

 

スケール練習の目的や効果

ピアノは10本の指が均等に動かないと、いい音がでません。しかし、人間の指は薬指や小指など弱い指があります。

弱い指が音を貧弱にさせたり、リズムをくるわせたりします

ピアノを聞いている人には不快感な音になるので、スケール練習をすることで安定していきます。

 

大人ピアノのスケール練習では量は必要ありません。

量より質

質の高いスケール練習をすることで、1音1音が安定した音に。また、ぎこちない指またぎがスムーズにできるようになります。

 

あなたが今、ピアノのテクニックで何が弱いかを見極めてください。そのうえで、今、必要なテクニックの練習ができる教材を使うことが上達への第一歩。それは必ずしもハノンやチェルニーでないでしょう。大人ピアノは、あなたにあった教材を、適切な方法で使いこなすことが大事です!

 

 

まとめ

今回は「大人ピアノのスケール練習は目的意識がないとムダ!」について書きました。大人ピアノはスケール練習の目的意識がはっきりしていないと、練習効果が半減します。大人ピアノの場合、練習時間も限られているので、なるべく短時間で成果のでるムダのない練習が必要になります。せっかく大人ピアノに時間を費やすのですから、身になる練習をして、ピアノライフを楽しんでもらいたいと思います。