ライフシフトから考える~40代女性が失敗せずキャリアを形成するには?

人生100年時代になると、いかに長く健康を保ち、楽しみながら暮らしや仕事を続けるか…という視点が必要になります。例えば、60歳で定年→再雇用というキャリアプランだけが一般的ではなくなるのです。
自分にしかないキャリアを、できるだけ長く続けることが、これからの時代を生きていくうえで安心材料となっていくことでしょう。
自分のもつスキルをアップデートし続け、しっかりとしたキャリアを形成していれば、年金に頼らなくても自りつして生きていくことができるのです。
40代女性が学び直しをする重要性が高まる
人生は、苦労や悩みや困難が多いものです。それをどうやって主体的に回避し、乗りこえていくのかは、一人ひとりに委ねられています。常に、世の中は変化し続けているため、自分の持つスキルが社会からずれているなぁと感じるときもあると思います。
そんなときこそ、リサーチして学び直すチャンスと考えてみてください。仕事や暮らしはアップデートし続けることで、暮らし方や働き方に変化をもたらし、生きる楽しみも倍増します。
仕事だけでは生きていけません。家事もあれば子育てもある。家事の中には食事づくりをしたり、住まいを整えたり、服を選んだり…と細かい作業がたくさんありますね。暮らしで出会う数々のイベントの中で経験してきたことすべてが、あなたのキャリアとなるのです。
有意義な人間関係を構築し、維持することも重要でしょう。
キャリア形成のためのスキル習得には、非常に時間がかかります。目の前のことを1つひとつ変えていくための時間の過ごし方を意識するところから始めましょう。
こんな小さいことからなら、誰でも今日から新しいキャリアに向き合うことができます。
キャリアというと、すぐ「辞めて、転職」と考えがちですが、それは違っています。自分の仕事や暮らしに対する向き合い方に柔軟性をもつことを、キャリアと捉えてもらったほうがよいです。
日本ではキャリアというと「組織の課題」と捉えられがちですが、ライフシフトの考え方からすると、「暮らしや仕事に対する個人の覚悟が課題」となります。より豊かな人生を謳歌し、何歳からでも新しいチャレンジをするということは、実は誰にでもできることなのですから。
暮らし方と働き方はリンクしています。
能力があるからできる・できないという話ではなく、子育てを終えた40代からでも自分にしかできない仕事を見つけていくことはできます。女性だから不利ということはなく、戦略的に動いていくことで手に入れることができるキャリアもあるのです。
人生100年時代の激しい変化を楽しめる女性に
大きなチャレンジは仕事だけではありません。日常の暮らしでもたらす小さなことや趣味も含まれます。何をするにしても、時代の大きな潮流からそれないように、知見やスキルをアップデートしていれば大丈夫です。
人生100年時代の40代・50代は折り返し地点にあたり、キャリアはまだまだ続きます。一度きりの人生、を、「もう年だから…」と諦めてしまうのは、もったいないと思いませんか?
- 人生後半も軽やかに活躍したい
- 生涯、現役で楽しく働きたい
- 自分の可能性をもっと広げたい
こんな気持ちをもっていたら、私は「暮らし遊び村」ができあがっていました。
いつまでも志を持って働く。面白い人とつながり、社会の一端を担う役割を果たす。たった一人にでも感謝されることは、自らの生きがいになる以上の意味があります。
100歳まで軽やかに楽しめる人が増えれば、世の中がもっと元気になることでしょう。
あなたの背中を見ている子どもたちや若い世代が、「働くっていいなぁ」「暮らしを整えるって楽しいことなんだ」と将来に希望を持てるようになるはずです。
そのためにも、まずはあなたが人生100年時代の激しい変化を楽しめる女性でありますように・・・