ピアノ教室のブログを記事として書く!読者に伝わる文章にする方法

ピアノ教室を開業している先生がブログを運営している以上、記事を書くという行為は避けては通れませんね。

デザインにこだわって作ったんだけど、ブログは1つも書いていないんだよね!
こんな発言ができる人は、ブログ以外の集客手段をもっている人のみ。
ブログ以外の集客手段とは?
- ライブやコンサートに頻繁に出演している
- YouTubeやTwitterなどSNSでフォロワーがたくさんいる
- 新聞チラシや雑誌広告など広告代にお金をかけている
- 教室が人通りの多い繁華街にある
- 手配りチラシで効果のある地域に住んでいる
- 何を隠そう、かなりの有名人である
こんなブログ以外の集客手段をおもちの方は、ブログを書かなくても、ホームページに人がたくさん訪れます。
しかし、
広告に予算をつぎこめないしなぁ・・・
特別、有名人でもないなぁ・・・
というのが一般的。
だから、ブログの書き方を学んで、ブログで生徒募集する必要があるのです。
この記事を読んでくれているということは、少なくともピアノ教室のブログを運営していて、生徒募集するためにも人に読まれる・読まれたいと思っている人だと思います。
学校時代、授業で文章については学んだことを覚えていますか?
しかし、それはあくまでも文章の書き方についてです。
文章の書き方が上達しても、人に読まれる・人に伝わる記事は書けません。
つまり、ブログ運営において鍛えなければならないのは、文章力ではなく記事力!
そこで今回は、文章と記事の違い、記事力を上げる為の方法についてご紹介します。
ピアノ教室のブログに書く記事と文章の違いとは?
・文章とは・・・いくつかの「文」を連ねてまとめたもの
・記事とは・・・誰かに何かを伝える文
人に読まれる・読まれたいと思って運営しているブログは、誰かに何かを伝える「文=記事」を書くことが必要。
ブログやネット上で読まれる記事・文というのは、雑誌や新聞など紙の媒体とは違うものです。
ココをしっかり理解しておかないと、自分では質の良い記事を書いている思っているのに、
「なぜか記事が読まれない。最後まで読んでくれない」
という悩みが発生してきます。
ネット上の記事も、紙面上の記事も、記事の意味には違いはありません。どちらも、人に読んでもらうための文を書いています。しかし、ブログ記事で大切にすることは、ちょっと違います。
- いかに多くの人の目に留まるか→検索上位にしていく記事を書く
- 読者が読みたいという意欲がわくか→タイトルが魅力的な記事を書く
- 最後まで読んでもらえるか→小見出しや読みやすい工夫をしている記事を書く
大人ピアノ初心者でも読みやすいブログ記事にする書き方
スマホユーザーは記事を読む時、サラッと読み流しながら読む人が多いです。読みにくかったらすぐに離脱しちゃうし・・・
ポイントは・・・
✅大きさや重さは具体的に表す
✅「鍵かっこ」を使って会話を表現する
✅一文はシンプルで短くする
✅接続詞はなるべく使わない
これだけで記事の読みやすさは格段に上がります。
大人ピアノ初心者が読んでも分かりやすい記事の書き方をすることが大事です。ピアノの専門家しか分からないような言い回しや、回りくどい言い方はやめましょう。
- 簡潔であること→①1つの文が短い、②遠回しな書き方をしない
- 具体的であること→①分かりにくい表現を分かりやすい言い方に変えること
- リズミカルであること→①会話口調を使う、②接続詞を減らす、③語り掛ける文章で書く、④体言止めを利用、⑤末尾を色々使い分ける
ブログ読者となるピアノ初心者や独学者が、行動を起こしやすい記事を書く
ブログを書く目的は、読者に実際、行動に移してもらうこと!
例えば、ピアノ教材のための広告の文章を書いているのだったら、ピアノ教材を実際に買ってもらわなければなりません。
ピアノ教室だったら、実際にピアノ教室にきてもらうための文章を書かなくてはいけません。
こんなふうにブログの読者さんに行動してもらうための文章を、コピーライティングといいます。
※コピーライティングでは・・・
①読み手がすぐに理解できるような文章で伝えること!
②読んでいて分かりづらい売れない文章や伝わらない文章は書かない!
だから、ピアノ教室の先生が最初にブログですべきことは、未来の生徒となるかもしれないブログ読者さんに理解される文章を書くこと!
コピーライティングのコツ
1.中学2年生でも分かるような言葉を使って書くこと!
→チンパンジーにでも分かるぐらいの言葉で伝えること
チンパンジーにもわかるようにかくこと 簡単に 率直に
ユージンシュワルツ(伝説的コピーライター)
2.1文中に11単語までとすること!
→100語につき最低14回は人間について言及すること!
人間についてとは・・・「彼は」「彼女は」「私は」「○○さんは」などを主語にして書くこと!
3.話しかけるように書くこと!
ピアノ教室のブログタイトルはキャッチコピーが命
ブログ記事が書けていても、キャッチコピー力が必要となるブログタイトルが魅力的でなければ、ピアノ教室のサービスを買ってくれません。
つまり、生徒さんからのお問い合わせが増えません。
なぜなら、キャッチコピー力が全体売上の5割を占め、売上高を左右するからです。
最後まで記事が読まれるコピーライティングのコツ
1.たくさんキャッチコピーを書きましょう!
ブログの文章は無視されるもの。だから読まれるための工夫をしなくてはなりません。
その入り口となるのがキャッチコピー。つまりブログのタイトル。
タイトルが魅力的だと、とりあえず読んでみようと思ってもらえます。
キャッチコピーを上手く作れるようになるためには、「たくさんキャッチコピーを考えて、読まれるものとは何かを選べるようになること」です。
まずは100個~1000個くらい考えて、その中から選んでいきましょう。
選んだものを、実際、ブログタイトルとして使ってみて、読者の反応を見ながらテストしていくといいですよ!
2.読み手を理解して書きましょう!
ブログ読者さんのことを考えて書きましょう。ブログは芸術作品ではありません。ビジネスと割り切り、読み手になりきって考えて書くこと。
読み手の頭の中に入り、広告の文章を考えることが非常に重要。
ペルソナ設定、ターゲッティングなんて難しい言葉はあるけれど、要は「ブログの文章を読んでくれる人ってどんな人なんだろう?」って想像すること・・・
たった1人の理想の人を思い浮かべて、その人に届く文章を考えるようにしてみてください。
その人はどんなことに悩んでいて、
どんな願望をもっていて、
どういうところに住んでいて、
どんな未来を描きたいのか・・・
こんなことをリサーチして、それを解決する文章を書いてみると、最後まで読まれるブログとなることでしょう。
3.ブログ読者が100%断れないオファーを考えましょう!
「このピアノ教室の先生に、ぜひお願いしたい」というようなオファーを考えること。
例えば
「今月なら半額でピアノレッスンが受けられます」
ピアノレッスンではあまりないかもしれませんが、「6カ月で成果が出ない場合は全額返金いたします」などがありますね。
4.ライバル調査や市場調査をしましょう!
売りたいサービス(=ピアノレッスン)がライバルと同じ商品(=他のピアノ教室のピアノレッスン)だった時、自分のサービスを買うべき理由が、ブログ読者さんにとって必要となってきます。
つまり、他のピアノ教室のサービスと差別化する要素が必要となります。
今までピアノ教室をやってきた先生たちが解決できていない、未来の生徒さんとなるブログ読者さんの悩みとは何かを探すことです。
まだ世の中に出ていないサービスで、生徒さんの悩みを解決できるサービスを世に提供できれば、すごく売れるピアノレッスンとなることでしょう。
5、エビデンス(証拠)を書きましょう!
ピアノレッスンで得られた効果などを示す証拠を、たくさん用意してあげる必要があります。
例えば、
- 生徒さんの声やお母様の感想
- ビフォーアフターの動画
- レッスン風景のビデオや写真など
6.CTA(Call to Action=行動喚起)を意識しましょう!
行動喚起とは?=訪問者にとってもらいたい行動を誘導すること
※ターゲットになる人にとってもらいたい行動を明確にするポイント
①ターゲットにとってもらいたい行動は1つに絞ること
「注文は今すぐ○○ー○○ー○○までお電話ください」
やってほしいことをきちんと書くことで伝わりやすくなります。
一方、ピアノ教室の資料請求をしてもらうことが目的のLPで、「無料資料を請求する」「体験レッスンの申し込みをする」「先生のCDを購入する」など、いろんなボタンが並ぶと、ブログ読者さんは結局、行動ができなくなってしまいます。
②読み手目線の言葉にすること
資料請求のバナーを作る時
・「資料を差し上げます」と書く=自分目線のメッセージ
・「資料を無料で手に入れる」と書く=読み手目線のメッセージ
読み手目線のメッセージでバナーは作りましょう
7.希少性、緊急性を演出しましょう!
例) 体験レッスンは残り2人で終了します
こんなふうに行動する理由をつけないと、なかなかブログ読者さんは動いてくれないくれませんよ。
まとめ
ブログ読者さんの信頼を得るためには、伝わりやすい文章を書く力を上げることが一番の近道です。
誰に何をどういう順番で伝えるのか、そしてそれにより理解され行動に移してもらえるのか。
記事を書くというイメージって伝わりましたでしょうか?
私の書いた記事が、あなたがピアノ教室のブログで良い記事を書くための参考になればうれしいです。