オンラインピアノレッスンはやり方次第でメリットになる!

オンラインピアノレッスンも定着してきましたね。しかし、まだまだオンラインピアノレッスンってどんな感じなの?って思っている生徒さんも多いようです。

特に、対面レッスンとの違いについて気になりませんか?

 

というわけで今回は、生徒の立場で、ピアノ歴45年の私がオンラインピアノレッスンならではのメリットについて書いていきたいと思います。

 

オンラインピアノレッスンのメリット

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オンラインピアノレッスンは、今年4月になって初めて経験しました。

現在はクラシックの上級レッスンを受けています。

レッスン教材として・・・

  • ハノン39番スケール練習
  • モーツァルトピアノソナタ
  • バッハ平均律

月2回、1回60分でスカイプのレッスン。

外国人の先生なので、通訳の先生もついてます。

 

生まれて初めてのオンラインピアノレッスンを受けてみて、対面レッスンでは味わえなかったメリットをお伝えしましょう。

 

オンラインピアノレッスンのメリット

①言葉のやりとりが多くなるので、1人で練習している時、頭を使って練習するようになった

②先生の言葉での解説が多くなるため、楽譜がびっしりとメモで埋め尽くされるようになった

③音声が悪い分、耳をしっかり使って弾くようになったため、音が綺麗になった

 

次に、オンラインピアノレッスンが生徒側にメリットになるために、先生がやってほしいやり方について書いていきます。

 

オンラインピアノレッスンの方法

オンラインピアノレッスンがメリットになるには、先生はどうしたらいいのでしょうか?

1つ1つ見ていきたいと思います。

 

先生は言葉のやりとりを多くする

オンラインピアノレッスンのメリットで「①言葉のやりとりが多くなるので、1人で練習している時、頭を使って練習するようになった」と書きました。

オンラインピアノレッスンでも先生がピアノを弾いてくれることはあります。

しかし、対面レッスンに比べると音声面では劣ります。

そのため、言葉のやりとりを多くすることでカバーできます。

 

こんなこと見ればわかるよねぇというちょっとしたことでも口にするのです。日本人の先生は苦手かもしれませんね。

「今回はどういうところに気をつけて練習してきましたか?」

「お元気ですか?練習の具合はどうですか?」

「この曲を聴いて、どんな気持ちがしますか?」

対面なら表情や弾き方で読み取れるようなことでも、画面越しなので見抜けてないときもあります。

だから、先生としては言葉のやりとりが大事になります。

 

生徒側も先生に聞かれることで、自分ごとになりやすくなるため、「あぁ、自分ってこんなふうに感じて弾いていたんだ」

とか

「無意識に練習していたつもりでも、こんなところを意識して練習していたんだ」

とか、自分への気づきとなります。

 

先生に毎回、聞かれることに慣れてくると、1人で練習しているときでも意識するようになるため、1人練習がより頭を使って考えるようになりました。

 

先生は楽譜にメモを取る時間をとってあげる

オンラインピアノレッスンのメリットして2つ目は「②先生の言葉での解説が多くなるため、楽譜がびっしりとメモで埋め尽くされるようになった」と書きました。

私の先生は外国人だからなのか、とにかく言葉での曲の説明が上手い。

ピアノの先生は言葉で説明するのが難しいから対面レッスンを重視している先生もいます。

しかし、私の先生の場合、楽譜が真っ黒になるくらい先生の言葉の説明書きで埋め尽くされてしまいます。

先生は私がメモをとっているときは話さず、少し待っていてくれます。

そういった心遣いも生徒としては嬉しいところ。

 

対面レッスンだと先生が楽譜に書き込んでくれることが多いけれど、自分で書き込んでいくので頭に残りやすいです。

「ハノンのスケール練習するときに、黒鍵を弾くときは手首は高め、白鍵を弾くときは手首は低め」

「モーツァルトピアノソナタK545の2楽章では、メロディー重視でオペラアリアのごとく歌うように弾く。右手が歌手、左手の伴奏の第1音はチェロ、残りの音は別の楽器のように弾く」

「バッハ平均律プレリュードⅡ番のプレストのテンポを上げる練習の仕方。①4つずつ音を弾く、②8個ずつ音を弾く、③メトロノームに合わす、④片手ずつ完璧に弾く、⑤両手で完成」

こんなメモ書きがいっぱい。

 

いっぱい書かれていても再現できなければ意味がないのですが、1人で練習しているときに、ふんわりと先生の解説が思い浮かんでくるので再現化しやすく上達します。

今、私の楽譜は先生からの言葉のメッセージがたくさんつまったどこにも売っていない宝物となっています。

 

先生は音声が悪いということを前提にレッスンする

オンラインピアノレッスンのメリットの3つ目としては「③音声が悪い分、耳をしっかり使って弾くようになったため、音が綺麗になった」と書きました。

う~ん、なんだかこれってデメリットじゃないの?と思われたのでは・・・

 

オンラインでは接続状況によっては音がプツプツ切れたり、聞こえにくい日もあります。そもそも接続状況がよくても、数秒のタイムラグは生じるので、対面レッスンと同じ音声で受講することはできないでしょう。

そのため、音色の違いや、細かいタッチの弾きわけをオンラインレッスンでまかなうのは難しいかもしれません。

 

しかし、先生の言葉の使い方や、曲の解説の方法によっては、対面レッスン以上の効果を生徒にもたらしている先生もいます。

 

先生側が音声が悪いということを前提でレッスンをすすめることで、工夫できることはたくさんあります。

先生によっては

  • 事前に動画を送ってもらって添削する
  • 手や体の使い方にフォーカスしたものを動画で先生が送る

など、いろんな工夫をすることで、対面レッスンのときよりもレッスン内容が充実して、生徒の満足度があがっている教室もあります。

 

生徒側の私も音声は悪い分、耳をしっかりすましてレッスンを受けることを心がけています。聞こうとしたり、聞き分けようとしたりすると、人間の聴力はあがるんですね。

そうしたら、普段の自分の練習でも自分の音に対して、耳をすますクセがつきました。耳をすますクセがつくと、右手と左手の音のバランス調整などが対面レッスンのときよりも上手くなりました。

オンラインレッスンにより、できなかったことができるようになることもあるんですよ。

 

最後に

ピアノレッスンも従来の対面式レッスンだけではなく、オンラインピアノレッスンも選べる時代になりました。

オンラインピアノレッスンは、まだ始まったばかりなので、あらゆる可能性が秘めています。私はオンラインレッスンの可能性に期待して、このままオンラインレッスンをもうしばらく続けていく道を選ぼうと思います。