大人の趣味としてピアノを弾くことは、いくつまで大丈夫?



人生100年時代。大人の趣味として、何かを始めたいと思う人が多くなったんなーと感じます。そしてその中でも、ピアノを始める人って多いです。
という訳で今回は、趣味で始める大人のピアノが上達する年齢について、体験談を交えてお話していこうと思います。
ピアノが趣味として、大人になって始めることの意味

~お友達のSNS投稿を読んで~ 今日はピアノの発表会。 主婦もいっぱい来ていて、みんなドレスを着てオシャレ。 私も「エリーゼのために」に挑戦。 ドキドキしたけど気分最高。 来年はポピュラー曲にも挑戦してみたいな
こんな友だちのSNSの投稿を見て、刺激をされている人って多いと思いますし、実際多いですよね。
もちろん音楽家を目指すのであれば、3歳くらいから必死に練習しなくてはなりません。しかし趣味で好きな曲を自由に弾くなら、何歳からでも始められます。
ピアノは何歳から始めても指は動きます。むしろ指を動かすことで、脳が刺激されるので若返り効果大。
何歳であろうと、気づいたときが時や決心した時がスタート!
大人の趣味としてピアノをおすすめする理由
- 毎日が楽しくなる
- 毎日の生活に潤いがでる
- 自分のピアノの音で癒される
- 少しずつ上達するので人生の目標ができる
毎日、何時間練習できるかにもよりますが・・・基礎をしっかり固め、長期的な視点で考えるのであれば、大人ピアノはおすすめです。ちなみに、私は音大は出ていませんが、ピアノ歴44年です。
趣味のレベルで大人ピアノを始める方法
あなたが大人になってピアノを始めたいと思ったら、まず考えることといえば
- 習いに行くのか?
- 独学するのか?
この2つからどうしようか?と迷うでしょう。
ピアノを習うメリット・デメリット
いい先生を見つけて習いに行く方が上達は早いです。
しかし月謝がかかります。大人の趣味に、お金をかけることを罪悪感に感じる人もいます。子どもの学費などにお金がかかる時期かもしれません。そんなとき月謝はもったいなく感じますね。
また、習いにいくとなると時間的に拘束されます。仕事の都合で、急にキャンセルせざるをえないときもあることでしょう。先生に対して肩身が狭くなりますね。
さらに、入会金を払ったのに、先生との相性が悪かった・・・ってことも。
そんなことを考えていると、習いに行くことは難しいかもしれません。
独学で大人の趣味としてのピアノを始めてみる!
大人の趣味としての第一歩は電子ピアノから
大人ピアノなら電子ピアノから始めてもOK。長く続けると決めたときにはアップライトピアノに買い換える必要がでてきます。さらに、上級の曲を弾くようになるときにはグランドピアノが必要です。
しかし、大人ピアノなら1段階ずつ踏んでいったほうが無難。やめてしまうこともあるから。
やめてしまう理由としては
- 練習時間がとれない
- ピアノが弾ける環境ではなかった(近隣や家族との音の問題)
電子ピアノからアップライトピアノへの移行は、意外とすぐに訪れます。だから、あまりに高額な電子ピアノを購入することはおすすめしません。
楽譜選び
クラシック系の曲を弾きたいなら、子供用のトンプソン『現代ピアノ教本(1)』やバーナム『ピアノテクニック(導入書)』がおすすめ。指の練習をしながら、リズム感や音・楽典を覚えていくことが可能。
ポピュラー系の曲やジャズピアノを弾きたいなら、橋本晃一の『おとなのためのピアノ教本(1)』がおすすめ。1から丁寧に解説していて、コードの知識も身につきますよ。
独学で始める趣味としての大人ピアノは姿勢に注意!
ピアノを弾くときは、どこかに余分な力が入っていてはいけません。ピアノは指だけで弾いているのではないのです。
独学だと悪い姿勢を修正してくれる人がいないので要注意。
力加減を間違えると、腱鞘炎など故障の原因になりますよ。
ピアノを弾くときは、オラウータンのようにダラッーと脱力すること。おへその奥の丹田には力を入れます。
イスは腕の高さで調整し、ピアノの真ん中に座ります。曲の最後まで座る位置は変えませんよ。
まとめ
人生100年時代になったことで、何歳からでもピアノにチャレンジできる楽譜や楽器が増えました。「あこがれのあの曲を弾きたい!」など夢もひろがりますね・・・
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