自分で片づけた方が早い!本音爆発で家族に暮らしを整えるコツを伝授

自分は片づけていても、家族が置きっぱなしにしていること。よくありますよね?
- 読んだあと置かれた郵便物
- 返事を書いている途中の学校からの手紙
- 読みかけているうちに、ほかに読みたいものがでてきて、読みかけになっている本
- 返そうと思って忘れているモノ
- やり終わった仕事の書類を整理する時間がないまま、新しくもらってきた書類
こんなモノが自然と住まいを占拠してきたら要注意。
今、やっていることに対して決断する時間をもてないまま、次の行動をおこしてしまっている証拠。前に使っていたモノがそのままになっている結果、どんどん散らかっていくのです。
片づけとは、事務的にモノをポンポンと捨てる作業をいうのではありません。家の中をいつもきちんと整えておく作業。
- 家の中には、いらないモノは1つも置かないと決意すること
- 頼まれた仕事は優先順位を決めること
- 読みかけでも別の本に移るなら、ひとまず1冊はしまっておくこと
こんな置きっぱなしにならないためのルールを決めておくことが大切です。できるできないにかかわらず、家族にも伝えておきましょう。
片づかない家にありがちな共通の原因
片づかない家には、それなりの原因があります。ちょっとしたことをしたあと、後片づけをせず、そのままにしておくクセ。
例えば
- 脱いだ服を置きっぱなし
- 新聞を広げて、そのまま別の場所へ移動
- 歯を磨いたら水だらけにしたまま移動
- 食べた食器を洗わないまま放置
こんな小さなことがきっかけで、家の中はあっという間に乱雑になります。
『どんなに小さいことでも、何か行動すれば必ず後始末がいるものだ』という考えと習慣を、家族にも教えていきましょう。
子どもの片づけ習慣はどう作る?楽しく身につけるコツ
小さい子どもに片づけの考えと習慣を教えていくには、どうしたらいいのでしょうか?
- 朝、歯を磨いたら、歯ブラシをキレイにして元の場所に置くこと
- 使ったタオルは、きちんと広げて、かけ直すこと
- おやつを食べたら、食器は台所にちゃんと持っていくこと
- おやつを食べたあとの袋は、すぐにゴミ箱にいれること
- トイレを使ったら、便器のふたは閉めること
こんな小さな行動をおこしたときに、必ず後始末をする考えと習慣を教えていくことがポイントです。
特に、絵本やおもちゃは散らかって、お母さんを困らせるモノのひとつ。絵本でもおもちゃでも使ったら片づけるのは鉄則。しかし、なかなか言うことを聞いてくれないのが現実ですよね?
集中力のある子だと、その都度、片づけるのが難しいケースも。
その場合は、寝る前など時間を決めて、おもちゃや絵本を収納している棚を見回りにいかせることを習慣化します。ちゃんと棚に片づけていることを見届けてから、嬉しい気持ちで寝るようにさせるのです。
昼間、子どもが片づけしそびれているおもちゃや、出しっぱなしになっている絵本。大人が気がついたときに、収納棚の前まで運んでおいてあげます。
ただし、収納棚の中には決してしまわないこと!
子どもが寝る前に、収納棚の前におもちゃや絵本が色々と置きっぱなしになっているのを確認させます。子ども自身に忘れていたということを気がつくようにさせて、片づけるように仕向けます。
こういう習慣がついていれば、学校にいくようになっても、机の周りなどにも配慮ができる子どもに育つでしょう。
片づけできる子を育てたい!という親としての気持ち。分かります。
しかし、片づけないで置きっぱなしになっているモノを見るたびに「片づけなさい」と口やかましく言っていると、こせこせした神経質な子どもを育ててしまうので要注意です。
片づけられない夫を片づけ上手に変える方法
片づけできない夫は不注意な人が多いです。
例えば・・・
食器棚を開けた後、開けっ放しにしていませんか?
まずは、食器棚の閉め残しをしないことを練習するところから始めるのがよいでしょう。
そのとき「なんで食器棚をきちんと閉めないとダメなのか?」という理由もきちんと伝えること。
「ホコリや虫が入ってきて、せっかく洗った食器が不衛生になる」こんな理由で大丈夫です。
はじめは色んなことをまとめて言うのではなく、この部分だけできるようになるように集中させることがポイント。
「このモノの置き場所はここにしよう」
「どんなことがあっても、間違えてはならない。出しっぱなしにしないようにしよう」
これができる人は、他のこまごましたことがマルチタスクにできている人。しかし、もともと注意深く暮らす訓練ができていない人には、とてもハードルの高いことです。結婚した夫が「片づけられない人だった」というときは、忍耐と根気をもって声かけすることから始めます。
まずは、不注意を治すところから、できる人ができない人に伝えていかなければなりません。
愛と誠意をもってうるさがられない程度に根気よく伝えること。そんな妻の努力が片づけられない夫を、妻と一緒になら楽しく「いる」「いらない」と判断して片づけできるようになるものですよ。
掃除片づけができる人のメリット
掃除片づけを習慣化できている人は、健康に暮らせます。
家に病気の人がひとりでもいれば、家の中で多くの用事が増えますね。たいした看病をする必要がない病気でも、やっぱり手がかかるもの。
家の中に自分のことを自分でしない家族がいれば、絶えず病人が家にいるのと同じ状況です。心配はないけれど手間はかかります。家の中に元気な病人がいないように暮らしたい。
男でも女でも老人でも子どもでも・・・家で暮らす人は自分の身のまわりのことは自分でできるようにすることです。もしくは、みんなで協力して家事をすること。
小さい子どもがお手伝いでやってくれたことでも、大きな家の仕事と教えていきましょう。楽しみながら責任感を自覚させていくように。成長するにしたがって、「もっと役にたちたい。あれがしたい、これもしたい」という要求がでてきます。幼いときから慣らしていった習慣は、本当に確かなものです。知らず知らずのうちに、自分のことは自分で後始末するようになります。
まとめ
自分が片づけできる人ならば、ひとりで全部やってしまった方がラク。かつての私もそうでした。
夫や子どもたちに手伝わせないで、たったひとりで。
「手伝って」と子どもに言っても、すぐにふくれて言うことをきかなかったり。口やかましく「片づけて」と夫に言うことに気疲れしたり。
家族を楽しく暮らしを整えるための協力に導く工夫がたりなかったのです。自分ひとりで頑張らなくてもいい。家族みんなを巻き込んで楽しく暮らしをつくっていきましょう。